不動産会社ランドファブリックの説明する。 売買契約の契約不適合責任免責の項目、シロアリの害について
2021/10/08
こんにちは、ランドファブリックの神谷です。
今日は、シロアリの害について
中古住宅購入(取引)する場合、雨漏り、駆体など主要の木部の腐食、給排水、シロアリの害、気になりますよね。
不動産売買契約書で契約適合責任(瑕疵担保責任)の項目がりますが、そのシロアリの被害について説明させていただきます。
シロアリは、土の中から建物に進入する「地中シロアリ」と、飛んできて進入する「乾材シロアリ」になります。
主にシロアリと言われるのが、地中シロアリになります。
地中シロアリは、悪く湿気の多い床下などで、木材の柔らかい部分を食べて生息し、
柱や土台の内部が空洞化するまでに至ると補強や部材の交換では修復できず、解体しなければならない状況になります。
●発生しやすい場所
1.湿気が多い崖下、低地など水が滞留しやすいところ
2.家屋に接近して樹木が多いところ、床下換気が十分でない湿気の多い場所
3.イエシロアリは、乾燥した木材でも、自ら水分を運びながら生息するので、乾燥した場所でも注意
●簡単にシロアリ調査するには、
1.部屋の隅に小さな羽根が落ちている。
2.羽根アリの蟻道がある。
3.柱や壁を叩くと空洞音がする。
4.床に木くずや分が落ちている。
5.ドアが閉めにくい、床がきしんだりする。建てものに違和感がある。
●具体的に調べるには、
・インスペクションして、建物検査する。
・防蟻処理する。(売主様にいつ防蟻処理したか聞く5年目安)
中古住宅購入した場合は、契約不適合責任の時期が引き渡し後3ヶ月になることが一般的なので、
購入前に検査、購入後に予防するのと、入居前にリフォームする場合は、早めに着工するなど
早期発見できるようにして、売主様に修復してもらう事をお勧めいたします。
今日は以上です。