名古屋の不動産会社ランドファブリックの不動産知識(空き家問題10のポイント・火災保険・風通しなどお勧めします。)
2021/12/18
こんにちは、名古屋の不動産会社ランドファブリックの神谷です。
今日は、住まなくなった部屋の空き家管理について何をすれば良いのか簡単ですが説明していこうかと思います。
ご実家とか、転勤して空き家になったとか、事情があって住まなくなるケースが有ります。
空き家になるとなかなか、そこに足を運ばなくなります。
そうすると家がだんだん傷んできます。
その空き家をどう管理すれば良いのか考えて行きましょう。
《管理の目的》ですが、空き家になると家が少しずつ痛んできます。
1年掘っておくと、蜘蛛の巣、一戸建てですと草木が伸び放題、排水口からにおいなども出てきます。
湿気もある物ですから、シロアリ・カビも生えてきます。
していただきたいこと10のポイント
①火災保険の加入です。
空き家ですので万が一、不審火などで火災が発生の場合資産がなくなります。
費用は係りますが、火災保険の加入を考えて見てください。
居住用でないと一般物件になるので火災保険は高くなる。
②ライフラインの整理
電気・水道・ガスを止めるのか、管理・使用状況によっても変わると思います。
プロパンガスの場合は、撤去も依頼する。
③空き家に行ったときに写真を撮っておく
建物全体とかは、傷み具合が分るので長く保有する場合は状況が分る
庭先の枝葉の越境があることも分る。
④風通しを行う
空気を入れ換えることによって、湿気・よどんだ空気を入れ換える。
⑤水道を通している場合は、通水を
敷地内配管の中の水を入れ替え、赤水・腐敗をふせぐ
⑥排水口に水を流す。
トラップに水をためることにより、臭いとか、排水口から害虫など上がってくるので水を定期的に流す。
もしくは、ラップで塞ぐとかする。
⑦蜘蛛の巣等まめにとる
虫が住み着くと、増えてくるのでまめに取る
⑧一戸建ての場合は、剪定する。
越境・雑草が虫を寄せ付け、建物に影響が出たり、落ち葉の問題や草木が枯れると火災等を考えると危ないので年二回ぐらいは行う。庭にシートを貼るのも効果的
⑨建物の外に荷物を極力置かない
台風などで飛ぶことや、イタズラされる事も考えて置かないようにする。
⑩郵便物転送
出来れば、毎月一回は、風通しなどお勧め致しますが、少なくともシーズン・季節ごとに行かれて確認する事をお勧めします。
そのままにしておくと痛んでくるし、管理するにも手間と費用がかかり、なかなか大変です。
相続で共有財産の場合は、今後どのようにするのか考えて行かないと費用・2次相続などやっかいになります。
これを機会に、よく話し合って、所有し利用するのか、駐車場を貸したり、賃貸に考えたり
売却するのか考えて見てください。
遠方ですと管理する会社に頼んで見るのも方法かと思いますので調べてみてください。
簡単ではありますが空き家管理についてでした。
是非とも参考にしてみて下さい。
今日は以上です。
ありがとうございました。