名古屋の不動産会社ランドファブリックの不動産知識(ご自宅を貸すことも)・・・「お持ちの不動産売るだけじゃない。」
2022/01/26
こんにちは、名古屋の不動産業者のランドファブリックの神谷です。
お持ちの不動産売るだけではありません。
相続した空き家、転勤での住み替えのご自宅、お住まいなど、ご売却やお子さんがいれば引き継いで住んでいただいたり、賃貸として貸したり、リバースモーケージをしたり考え方いろいろです。
個々に事情があり、どれが正解とは言えませんが、売却しない賃貸にした場合のメリットデメリットを説明しますので、今後どうするのか考えていただきたいと思います。
メリット
1家賃収入が得られる。
住宅ローンを使って収益物件として購入する事は出来ませんが、住宅として購入してやむ言えない事情、転勤とか、結婚とか・・・
そんな時貸すことも考えてみてください。
ただし、貸しても思うような賃料が得られなくて持ち出しがありますと、家賃収入は得られません。しっかり家賃査定をして収益を考えてください。
2節税が得られる。
家賃収入ができますと、金利・管理会社の管理費等経費で考えられます。
3貸した後にも戻る家がある。
数年貸して戻ってくることも考えられます。
いずれこの地に戻ってくるなどできます。
ただ賃貸で貸している場合は、直ぐに退去できないとこもありますので
賃貸借契約書も期限付きなどの条件で契約もできます。ただし条件が厳しいので賃貸が決まるにも時間がかかることもあります。
デメリット
1初期投資がいる。
貸す場合には、住める状態にする必要があります。
クロス・壁紙の張替え、設備の修理、新設など経費が掛かります。
2空き家のリスクがある。
当てにした家賃が入ってこないので、住宅ローンがあれば持ち出しになります。
戸建ですと防犯上も気を付けないといけません。
3家賃が下がる。
同マンション内・近隣物件の賃料の下がり具合で家賃を下げないと入らないケースもありローンがあれば持ち出しがふえることも
4経費・修繕費がかかる。
火災保険・設備の故障など突発的な 出費があります。
年間トータル支出がマイナスのなることも
5住もうと思ったら戻ってきた姿にがっかりする。
他人に貸す場合、人によっては乱暴に汚く使うこともあります。
やっと戻ってきても姿にガッカリすることもあります。
そのあたり覚悟をしておいてください。
最終的な判断は、賃貸の不動産業者・売買の不動産業者・金融機関とか、できれば税理士などの専門家に相談してみてください。
皆さん立場が違うので、自分のメリットを教えてくれて、他社のデメリットを説明してくれるので、その説明をまとめながら家族内でもう一度、売却するのか、戻ってくるのか、誰か親族に渡すのか、リバースモーケージにするとか、売り出し価格や残債、ライフスタイル、貸す場合は収益・収支を細かく計算して「売却する。」「賃貸に貸す。」「空き家でもそのまま維持する。」「住んで一時金をえる。」を考えてみてください。
「お持ちの不動産売るだけじゃない。」
今日は以上です。
ありがとうございました。