名古屋の不動産会社ランドファブリックの不動産知識(戸建て・土地の購入ポイント)ブロック塀編
2022/02/19
名古屋の不動産業者のランドファブリックの神谷です。
今日は、購入の際、擁壁・ブロック塀の倒壊・越境のリスクを調査してみてください。をテーマに説明させていただきます。
そのブロック塀のチェックポイントですが、
1.高さ:地上から2.2メートル以下
2.厚さ:10センチ以上、(塀の高さ2メートルを超える場合は、15センチ以上)
3.控え壁:塀の高さが1.2メートル以下の場合は不要、高さが1.2メートルを超える控え壁の突出:高さ(m×20=(★㎝)
4.基礎:コンクリートの基礎で、根入れの深さが30センチ以上
5.鉄筋:塀の中に直径9ミリ以上の鉄筋が、縦横とも80センチ間隔以下、縦筋は、壁頂部及び基礎横筋に、横筋は縦筋にそれぞれかぎ掛けされていること
6.劣化・損傷を目視で調査(傾き、ひび割れの有無)
7.ブロック1個の高さ(約20㎝)と副(約40㎝)から、ブロック塀の高さと幅を推測する
危険なブロック塀とは、(現地確認)
1.鉄筋が基礎・石垣に張っていない
2.土の重圧がかかっている
3.高過ぎる
4.幅が広すぎる
5.傾きぐらつき
6.ひび割れ
7.透かしブロックが入っていて鉄筋が入っていない
8.ブロックの風化
9.越境・共有(だれが所有なのか?)
など現地にて確認が必要です。
購入の際、危険、作り直し、解体費用、越境・権利など注意が必要です。
たかがブロック塀と言わず、チェックしてトラブルの内容にして下さい。
今日は以上です。