名古屋の不動産会社ランドファブリックの不動産知識(中古住宅購入の際の耐震診断・耐震基準適合証明書)
2022/02/21
こんにちは、名古屋の不動産業者のランドファブリックの神谷です。
耐震診断について
耐震診断とは、昭和56年に導入された「新耐震基準設計基準」に照らし合わせて、それ以前の既存建物が地震などに対してどの程度安全なのか調べることです。
戸建ての場合は、一次診断法耐震診断の結果、評点0.7以上1.0未満でなら倒壊する可能性が有り、評点0.7未満なら倒壊する可能性が高いと判断されます。
2次診断では、基準値と比較することで、is値で判定されますが、耐震工事が必要かどうか判定します。
多くの自治体では、昭和56年以前に建築された住宅については、診断にかかる費用を助成してくれることも、無料のケースもありますので御相談してみて下さい。
売られる方、購入される方は、診断して良かったか、ダメだったかではなく終わりではなく、ここから「耐震基準適合証明書」を発行してもらいたいのです。
基準に満たしていれば、発行している機関に依頼すれば直ぐに発行していただけますが、基準に満たないケースでも、耐震補強工事をして基準を満たせば「耐震基準適合証明書」を発行してもらえます。
補強工事をすれば、安心が得られるのはもちろん、工事費用の確認は必要ですが、工事費が30万円~50万円だとして、住宅ローン控除、取得税軽減、登録免許税、住宅資金の贈与が出来ればお徳かもしれません。
売られる方は、耐震して見積もり費用を出しておくだけでも購入される方の判断できます。
ただし、売られる方は、診断で評価が悪いのを提示しないといけないので勇気がいります。購入される方は、売り主様の協力がないとできませんが、診断を行うことによって安心と財布のも優しいので、是非とも、扱っている業者、エージェントに御相談ください。
今日は以上です。