名古屋の不動産会社ランドファブリックの不動産知識「相続された物件の売却時に注意する5つのポイント注意点・進め方」
2022/04/05
名古屋の不動産会社ランドファブリックの神谷です。
今日は、「相続された物件の売却時に注意する5つのポイント注意点・進め方」についてご説明していきたいと思います。
今回は、 相続された物件の売却時に注意する5つのポイント注意点について考えて行きたいと思います。
専門的な手続き・税金・契約書上の特約などは専門家からうかがって欲しいのですが、ちょっとした注意点・気にして欲しいことを頭の隅にでも入れて欲しいのでそこを説明していきます。
先ずは、
①どう相続していくのかです。
相続される方は、売却までに相続人の確定、法定相続なのか、
遺産分割協議するのか?
相続税は?
その他手続きは?
不動産の登記は?
とか、いろいろ手続きがあります。
相続税の支払いは期間もありますので要注意です。
不動産を売却にするのも、だれに
どう相続するのか?
しないのか?
どれを換金するのか?
しないのか?
売却の際は、遺産分割協議・相続登記しないと売主が定まらないので売却出来ません。
又、換価遺産分割協議書を作成するにも換価分割(代表者がひとりにして、売却しお金に換えること)するのか?
売却にも手続きする前にそれぞれメリット・デメリットがあるため、いろいろ考え無ければなりません。
専門的なところは、弁護士・税理士・司法書士・不動産会社にご相談してみてください。
②売却をすることにしますと、売却価格に想定が必要です。
相続税を支払うのも、換金して分けることも、税金のこともいろいろ考えるのに査定金額が必要です。
最低3社査定書を頂くと売却金額の目安が分ります。
売却の窓口となるため専属・専任媒介を頂くため、価格を高く査定してきたり、足元をみてきたり、安く金額付けてくることもあります。良く話を聞かないと、譲渡税なども変わってきますので3社ぐらいは見積もり必要です。
以前私のお客様で、驚きですが査定価格が8,000万円の物件で3,000万円も査定価格低くされていました。
価格だけではなく、その会社・担当者の人間性・考え方・経験・知識も見て選ぶ必要があります。
又、実測売買か、公簿売買かの条件によっては価格の増減が出ます。
③諸費用がいくらかかるのか?いつ必要なのか?確認が必要です。
訳の分らない項目があれば、その場でその担当者に質問して下さい。
建物は、よっぽど、朽廃していない限り、ご自宅だったところは直ぐに解体してはいけません。
建物付で購入する方もいますので、買う方の条件が決まってから解体です。
あと、解体して売れければ年をまたぐと固定資産税は上がりますし、期間によっては控除も使えないかもしれません。
直ぐに解体したい業者はその工事費だけでもさきに頂きたいか理由がありますので、気をつけてください。
あと、しはらい支払いが発生する場合があります。
又、測量も境界標がなければ、測量します。
④価格・諸経費が決まりましたら、予想できる譲渡税・所得税の計算です。
税金を概算で計算致しますと、控除を使いたいので契約条件が定まったり、税率・控除手続きなど調べれば、認められる経費が分ったり、解体時の写真が必要になったりと、書類を事前に用意したり、一番大切なのは手取金額が分ることです。
税額を知らないと全て使って、遅れ税金の支払いが来ますので慌てますので要注意です。
④まできましたら、不動産会社の担当者と打ち合わせして、売出価格を決めて売却始めて下さい。
⑤、相続人の皆さんが住んでいなかった場合は、売却する前にご挨拶しておいて下さい。
突然測量・解体となると驚かれたり、苦情が来たりして手続きが止まることもあります。
隣地の方に、お付き合いしていただいたことに感謝し、ご挨拶することで共有の壁のこととか、排水のとこ、町内会、近隣の注意点なども分ることもあります。
安心安全の取引をするためにも、最初に近隣に挨拶しておくと良いと思います。
大切な資産をトラブルもなく大切に売っていただける担当者を探し、良い縁のある購入者にお譲りして下さい。
今日は以上です。
最後までお付き合いありがとうございました。