名古屋の不動産会社ランドファブリックの不動産知識(ドラマ正直不動産からみる不動産営業テクニック)
2022/04/17
名古屋の不動産会社ランドファブリックの神谷です。
今日は、正直不動産からみる不動産営業テクニックを考えて行きたいと思います。
嘘のつけなくなった営業担当者が、不動産取引の諸問題を正直に真正面から取り組み解決していくマンガ正直不動産がついに山ピーが主演でドラマになりました。
その2話で、営業テクニックを解説していました。
ある夫婦が家賃12万の予算のところを近隣は15万円が相場であり、その相場より安い物件があります。
「但し家賃13万円です。」と予算をあげるトークをしていましたが、
新人の方の説明は「12万円のところ、少し予算を上げて13万円ではいかがでしょうか?」と予算を上げる話をしていました。
同じ上げるでも抵抗感のないのは先の話の方です。
予算の目線を一度15万円に上げて、そこから下げお得感出す。
そんなシーンです。
どの業界もプレゼンの仕方で採用になったり、ものを購入する際使われてたりもしています。
売却の価格交渉をする際も、例えば3,000万円の物件を買主側が2,600万円で勝手に申し込みされると、購入者は2,600万円からいくら上がるのかという錯覚になります。
売主側は、3,000万円からいくら下げるのか目線が変わります。
その際売主側は、申込書をもらわないとか、一度断ってあくまでも3,000万円という価格を再確認させる必要があります。
そうしないと2,600万円からの価格交渉になってしまいます。
買主側は価格が通らないと、月々の支払いで総額を意識させないとかテクニックが出てきます。
購入者はその際一度予算の目線に戻ることが大切です。
予算以外に何を大切にするかも合わせて考えれば、無理して購入するのかしないのか分りますのでその場の流れ・勢いでの申込みは要注意です。
あと、ドラマでは、ペットの共通点で話を盛り上げ、お客様とコミュニケーション、親近感を出すため営業自身のプロフィールを説明してきたり、共通点を探したりしてそこで信頼を得ようとしそこに時間をかける人がいます。
どんな方が担当者か分りますが、あくまでもプロとしてのアドバイスが欲しいので、その会話に時間を割くよりも、物件のこと・取引の注意点・引き渡しまでの流れをしっかり説明してくれる人が良いと思います。
また、資金計画の説明やライフプランナーに話を聞いたりしながら予算を決めておいて下さい。
支払いは、勢いだけで決断して無理されないようにして下さい。
先回の動画でも上げましたが、担当者もしっかり質問に回答を出していただける方を選んで下さい。
今日は以上です。
ありがとうございました。