名古屋の不動産会社ランドファブリックの不動産知識(令和4年10月に火災保険料率が改訂されます。)
2022/04/23
名古屋の不動産会社ランドファブリックの神谷です。
みなさんご存知ですか?
令和4年10月に火災保険料率が改定になります。
今日は、住宅総合保険改定の話を簡単に説明していきたいと思います。
ここ数年大きな自然災害が起こりそれに伴い火災保険料率が引き上がられます。
損害保険料率算出機構は、昨年6月に火災保険参考純率の変更を実施し全国平均で10.9%引き上げるとした。
それを踏まえて令和4年10月に改訂になります。
それは保険料が上がります。
住宅総合保険の参考純率はすべての契約条件改訂率を平均したものです。
自然災害がいつ起きるかわからなく、リスク増加として読みにくいため。
長期10年契約が廃止され最長契約期間が5年に短縮されます。
数年前までは、35年とかできたのですが、
築年数が古い建物は、築浅に比べて電気設備・給排水設備など老朽化から考えられることが、火災・水漏れなどによるリスクが高いなども保険に反映してきます。
これから築年数が古い建物が増えてくることから保険が上がります。
今後は、水災は水害リスクエリアに応じた料率も導入されそうです。
中古マンション、中古戸建は特に火災保険が上がることも考えられるため、用意しなければいけない諸費用が上がります。
また、賃貸オーナーは、保険料増加により収益が変わります。
まずは、保険会社・営業担当者任せではなく、必要とする補償を築年数・エリアなどを含めて選択する必要がります。
特に火災保険は購入してから概算で見積もりを取るのではなく、検討段階からプランを予算(金額)・補償内容など複数の見積もりと数社の見積もりをしっかり出すことをお勧めいたします。
今後諸費用・融資・不動産査定など自然災害によって方向性が大きく変わることが考えられます。
購入時の予算も大事ですが、購入後の係る経費も考えてください。
10月までであれば、期間などまだ選択できますので早めに見積もり取ってご検討下さい。今日は10月改定の保険の話でした。
最後までお付き合いありがとうございました。