名古屋の不動産会社ランドファブリックの不動産知識(今さら聞けない分譲マンションの基本)
2022/04/30
名古屋の不動産会社ランドファブリックの神谷です。
皆さんマンションはご存知だと思いますが、細かいことは意外と知らないこともあると思います。
今日は、「今さら聞けない分譲マンションの基本」を一緒に学んで行きたいと思います。
①マンションの専有面積
販売図面では、壁芯面積として販売しております。
コンクリート壁の中心から面積を計算しており、建築図面から計算しております。
これは、簡単に説明しますと建築する際に壁の中心から計算しないと低層と高層の壁の厚みが違いますので中心にしないと真っ直ぐ建たないのです。
ただし、法務局に登記の際は、部屋の内側を家屋調査士が測り投棄しますので、内法面積といいます。
壁の厚み、柱の大きさが違うので、同じタイプの部屋でも面積が変わってしまうことや壁が共有のものになりますので部屋内を測って面積を出して登記します。
②マンションのマンションの間取り
LDKですが、Lはリビング(居間)ソファーなど置いてくつろぐイメージです。
Dは、ダイニング食事をするところ、のイメージです。
基準がありまして10畳以上ないとLDKと言えないのです。
よく、サービスルーム(S)・納戸・フリースペースと表示されていますが、居室ではないけど小部屋があります。
居室の基準ですが建築基準法で決まっており、採光に必要な開口部が床面積の7分の1以上換気に必要な開口部が床面積の20分の1ないと居室とカウントされません。
畳数はあるのにサービスルーム(S)・納戸とかは、何かが足りないのです。
③面積
マンションは、平米数表示がほとんどです。
70m2とか、パンフレットでは坪数でも記載されています。
ちなみに、1坪3.3m2です。
平米数を坪にするときは、70m2×0.3025=21.17坪です。
表記は小数点第2位まで記載されています。
畳数(帖数)ですが、一畳は、地域によって変わりますが、西日本では、1.82m2、東海圏では1.65m2、東日本では1.54m2であり、パンフレットに基準面積が記載されています。
記載ない場合は、担当者に確認してみてください。
和室の場合は、畳の数で記載しています。
④共用部分
バルコニー・専用庭・ルーフバルコニーは共用部分です。
ただし専用使用権があります。
基本は、バルコニーは、避難経路になっていますので荷物は置けないように規約で決められています。
マンション専用部分の玄関ドア・窓ガラスも共有部分の共有物になっていますので勝手には変えられません。
中には規約に記載されていないマンションは変えている方もいますがほとんどが共用部分です。
ガラスは、勝手に網入りガラスをクリアーのガラスに変えることは消防法に引っかかりますし、すりガラスを勝手にクリアーのガラスに変えることは近隣との取り決めもありますので注意が必要です。
変える場合は管理会社に相談してください。
⑤パンフレット
パンフレット上での記載ですが、MBはメーターボックス、PSはパイプシャフトです。
購入時には、コンセントの位置、築年数の経っているものはエアコンスリーブ・エアコンのコンセントの位置を確認してください。
エアコンが付けれない部屋も出てきます。
以上、今日は「今さら聞けないマンションの基本」を説明させていただきました。
また、定期的にマンションを題材に簡単ではありますが、ご説明させて頂きますのでよろしくお願いいたします。
今日は以上です。
最後までお付き合いありがとうございました。