名古屋の不動産会社ランドファブリックの不動産知識(資材ショック・ウッドショック現在のアンケートから考える)
2022/07/09
名古屋の不動産会社ランドファブリックの神谷です。
今日は資材ショックの影響があったか?を説明したいと思います。
ある調査会社の直近2年以内に戸建て住宅を取得した生活者600名を対象にアンケートを実施し、
資材ショックの影響の調査を見ていきたいと思います。
その調査では、
資材ショックの影響を受けたのは、600人中114人で約2割を占めました。
新型コロナ感染拡大初期に発生した設備機器の納期遅延や昨年のウッドショックなどの影響も含まれると思います。
具体的な影響は、工期が延びた、引き渡しが遅くなったが、
51.8%2人にひとり経験しており工期の遅れも35.1%いました。
実際の費用が予算を超えてしまったが36.0%になっております。
一方、予算や納期を理由に性能や建材・設備のグレードを落としたという回答は3.5%と少なかった。
性能のニーズの高さがうかがえます。
ハウスメーカーと工務店の差ですが、工務店の方が工期・引き渡し遅延のケースが多く、
工務店の方が性能・内装・設備のグレードを下げる方が少なく、工務店の方仕様変更を考えなかった方が多かった。
まだ、まだ建築資材・設備の納入が遅れることも考えられ、工期・引き渡し日、予算・費用が変わることが考えられます。
工期・引き渡し日を優先して、グレードを落としたり、予算を変えたりすることで変えることも考えられますが、
アンケートからみて、性能や建材・設備のグレードを落とすことはしなかったと言う結果から、
皆さんの考え方も分りましたので、アンケート結果を是非参考にしてみて下さい。
最後までお付き合いありがとうございました。
今日は以上です。