名古屋の不動産会社ランドファブリックの不動産知識(安心の中古住宅購入・管理組合・住人など調べる)
2022/07/23
名古屋の不動産会社ランドファブリックの神谷です。
今回は、老いるマンションの記事をみて、安心のマンション購入について考えて行きたいと思います。
その記事は、マンションの管理を行っている管理会社社員の方の話を座談会を行った話ですが、
分譲マンション世帯主の60代、70代以上の割合ですが、2018年度国土交通省マンション総合調査を基に見ます。
1979年以前ですと77.8%、
80年~89年で76.3%、
90年から99年では49.8%
築年数が古くなるほど住人の高齢化が深刻になっていることが分りました。
マンション高齢化に伴い、認知症の問題もあり、キッチンの水を止めたつもりが止まっていなく排水が上手く出来ていない為、
下の階に水漏れを起こすとか、音が出ていないのに勘違いしてお隣のドア・壁をたたいたりなどあるみたいです。
管理組合では、役員のなり手が不足気味で仕事が忙しい現役世代では、役員を断ってきたり、
高齢のため体力的に出来ないと断られたり、同じ方が理事長を続けられているケースも有ります。
修繕積立金も建築当時が低く設定してるとこるは、慢性的に修繕積立金が少なく、
借入れをするマンションもあり、大規模修繕に問題を抱えているところが多いと思います。
また、空き家も多くなってきており、管理費・修繕積立金を払っていないケースだったり
管理費等の滞納が多すぎて売却しても返済できないケースもあります。
安心のマンションを購入するため、
①管理状態を知る
マンション掲示板の告知、騒音・各トラブル、
不動産会社が調査する重要事項に係る調査報告を取り寄せ、
修繕積立金の増額予定、積立金総額、滞納者の金額、過去の大規模修繕記録、
将来の大規模修繕予定と一時金の発生有無、役員の選出・理事長が長期に渡って行っていないか?とか確認。
②居住者を知っておく
居住者の世代なども確認しておくのが大切かと思います。
お部屋・周辺環境意外に敷地内・駐車場・駐輪場・各フロアー・玄関周りを
見れば世代が分ると思います。同じ世代が多ければお子様がいれば通学やコミュニケーションなども取れやすいかと思います。
安心のマンション購入するためには、先程の管理会社への管理状況を確認するのと、
現在のマンション生活状況を知るため駐車場・駐輪場・玄関周りを見れば安心できると思います。
そこから、住人意識の高いマンションと管理が心配なマンションが見えてくるかと思います。
ぜひとも、安心できるマンションを購入してください。
最後までお付き合いありがとうございました。