名古屋の不動産会社ランドファブリックの不動産知識(住宅ローン事情、オールローン、住宅ローン諸費用)
2022/06/27
名古屋の不動産会社ランドファブリックの神谷です。
今日は20代30代の住宅ローン事情を説明したいと思います。
ある記事で、大手金融機関の研究所が「令和の住まいと住宅ローン事情」のアンケート調査結果を出しました。
20~69歳の1万人を対象に実施したもので、「単独ローン利用」と「ペアローン利用」の現状を聞いたところ、ペアローンですが1つの物件に一定の収入がある夫婦が別々の住宅ローンを契約し、互いに連帯保証人になって別々に返済することです。
前年代で
単独ローンが77%、
ペアローンは9%、
現状では単独住宅ローンが多数でした。
ただ、年代別に利用率を見ると20代では単独住宅ローンの比率が70%で多数はであるもののペアローン利用者が20%を占めて全世代の利用比率から見ても2倍以上となっています。
又、住宅ローンを利用し住まいを購入した人に対してのローン設定時の頭金についても質問しており、
物件価格比率では
頭金0円が、 24.3%
頭金10% 19.7%
トータル44%の世帯が頭金0円か10%程度で購入しております。
特に30で位では、頭金0円、頭金10%は、合計65.5%になり、30代世代は3分の2が頭金0円か10%程度で購入しております。
こうした背景として
- 1.物件価格は高止まりしていて、待っても安くなりそうにない
- 2.借入れ金利が上昇する前に住宅ローンを組んで住宅を購入したい
- 3.住宅ローン減税のメリットを利用したい。
- 4.頭金を貯めているといざ住宅ローンを組んだ際の完済完了時が高齢になってしまう。
など、各世帯・世代でニーズの表れが出ています。
先程のあった住宅ローンの組み方も単独ローン、収入合算、ペアローンのメリット・デメリットを知った上で、連帯保証・連帯債務での団体信用生命保険の付保のしかたも確認し、借入金額・金利だけではなく計画的な資金計画・ライフプランをたてていただけると安心かと思います。
最後までお付き合いありがとうございました。
今日は以上です。